南形雑感は南形自身が日頃感じていることを綴る徒然草です。
今週から新年度。
満開の桜の中、御社でも多くの新入社員さんが入社されたことと存じます。
一方で
今年2007年には多くの先輩がたが定年を迎えられ代替わり期を迎えます。
世間では
熟練技術や顧客との長年の信頼関係等の継承が課題であると取り立てていますが、
私はそれ以上に諸先輩がたが創業期から脈々と育んで来られた『DNAの継承』も、
代替わりとともにますます困難になってくるのでは、
と懸念をしております。
大企業に成長した後に入社された方々の多くは
黎明期の大変さが実感として湧かないでしょうから、
先人の志に触れる機会を意図的に創っていかねばならないと思っています。
私はその好機の1つが【創立記念日】ではないか、と思います。
AXIS社といつも懇意にさせて戴いておりますオムロンさんは
創立記念日の毎年5月10日の午後に
全社員・幹部が社会奉仕活動をなさるとお聴きし、たいへん感銘を受けました。
お気づきかも知れませんが、
創立記念日は往々にして4月1日などの区切りの良い日ではない場合があります。
ソニーさんは5月8日、新日本石油さんは10月28日・・・
較べるのもおこがましいお話しですが、
AXIS社の場合はたった1人での起業でしたので、
同志である妻との結婚記念日12月14日を創立記念日に据えました。
企業の規模こそ違えど、
創業者はそれぞれ想いを込めて定款を定め、
自分の子供のように思案して社名を付け、
そして創立記念日を据えるものではないかと思います。
そこで
大企業におられるみなさんがただからこそ、
年に一度、創立記念日に先人の志に想いを馳せて戴く為に
お願いがあります。
【南形からのお願いごと】
1.現経営者・幹部の方々へのお願い;
*この先数年で組織が代替わりしますので先人の志はますます伝えずらくなってしまいます。
↓
*創立記念日のイベント行事がもし一旦休止状態であられる場合は、
ささやかでも良いので是非とも復活させて戴き、
次代を担う後輩諸君に創業者(又は事業所開設者)の志や
創業当時の由来や原風景を伝承して差し上げてください。
2.関連会社、新規事業、新オフィスを創設なさるメンバーの方々へのお願い;
*事業開始日は事業会計年度に沿ってある程度規定される場合もありますが、
創立記念日は商法上特段の取り決めが御座いません。
↓
*創設なさるメンバー同志で是非、素敵な創立記念日を据えてください。
毎年創設の原点を思い起こすことが出来ますし、
また将来いつかその組織を卒業することがあったとしても、
創立記念日に創立メンバー同窓会を開催するなど、
いろいろな愉しみが出来ますから。
3.20~30代の方々へのお願い;
*ご自身の会社の創立記念日の設定由来を先輩がたにお尋ねになってみてください。
新しい気づきがあるかもしれません。
ではまたお目に掛かれますのを楽しみにしております。
時節柄くれぐれもご自愛くださいませ。
南形潔賜 拝