南形雑感は南形自身が日頃感じていることを綴る徒然草です。
今週から2008年度が始まりました。
みなさまがたの会社にも、新入社員が期待に胸を膨らませて入社して来られ、
先輩方としても気の引き締まる季節でもありますね。
さて標記の件、
最近、お取引先様とのお付き合いの中で、
幹部の方々から、
「次代を担う中堅リーダー層は
皆大変優秀なんだけれども、
なにか今ひとつ、もの足りなくて。。。」
というお話しをよく耳にします。
グチを言っても解決にはなりませんから、
「対策として、どうすれば良いか」
という点を話し込んで行きますと、
多くの幹部の方々が
「うん。そうですね。」と共鳴されるキーワードがあります。
それは、
「ヤンチャ系元気社員を育てる」 ということであります。
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私自身が会社に入った80年代頃を振り返ってみますと、
幹部・役員の方々は
ゴジラ対キングギドラ(旧いですかね)とまでは言いませんが、
ライオン、クマ、サイ、イノシシ、サル、ゴリラ・・・など
さしづめ動物園のような賑やかな印象を持ちました。
いわゆるヤンチャ系元気印ですね。
但し、
①手に負えない「単なるはみ出し系ヤンチャ社員」 と、
②周りや後輩に勇気を与える「ヤンチャ系元気社員」 とは
全く別物です。
①と②の区別基準は明確で、
成果実績が付いてくれば周りや後輩も認めますから、
「成果実績があるか否か」、に尽きます。
では、どうやって
成果実績に裏打ちされたヤンチャ系元気社員を育てるか、
私なりの持論を述べたいと思います。
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【ヤンチャ系元気社員を育てるコツ】
1.かつてヤンチャをしながらも成果実績を挙げた先輩が傘になってあげる。
減点方式が増えてきている大企業では、
なかなか怖くて、率先してヤンチャは出来ません。
そこで、実際にヤンチャをやって成果を挙げた「人間見本=先達」が
率先垂範して、次代のリーダー候補を導くことで、
後輩諸君も納得感や安心感を感じてチャレンジしやすくなります。
またかつて失敗を乗り超えた事例を話してあげると、
多少は肩の力が抜けるかもしれません。
2.ヤンチャ機会の与え頃 「旬」。
課長昇格後にいきなりヤンチャをされても、
上層部もお困りになるでしょうから、
基本的にはベテラン担当~係長クラスの頃が旬ではないか、
と思います。
3.チャンスは3~5人に同時に平等に与える。
1人だけに与えると不公平になりますから、
同時に最低3~5人に平等に与える。
4.チャンスは二度与える。
一度きりのチャンスをモノにする人間も中にはいますが、
結構宝くじ的ラッキーパンチもあり、
その後が続かない場合も散見されます。
逆に長く成功をキープしている人間は、
案外”初めは失敗”して、
そこで眼をそらさずに本質を学んで、
乗り超えて成功を掴む比率がかなり高いので、
二度与えるのがコツです。
二度与えても発芽する気配が無い場合は、
本人に旬が来るまで、猶予を観て待つしかありませんね。
5.あまり時間を冗長に与えない。
お稽古事と同じで、
時間がたっぷりあるからといって、
素敵な企画提案が出てくるとは限りません。
基本的には、
①.シナリオプランニングは2週間。
②.①の市場受容性検証は12週間。
辺りが塩梅だと思います。
”2週間経っても戦略が立たない場合は、2ヶ月経っても状況は変わらない”
というのはカルロス・ゴーン氏の名言ですが、
経営のセオリーではないか、と思います。
6.評価はお客様にして戴く。
成功か否かは、
社内よりもむしろお客様、世間様にして戴くものではないか、と思います。
たとえ売上げ的にはあまり大きくなくとも、
お客様から見て意義深いテーマや、
環境系のように世間様に貢献できるテーマなどもありますから、
市場受容性はお客様に判定して戴くように導いてあげてください。
釈迦に説法かとは存じますが、
少しでも、みなさまがたの社内活性化にお役に立てば本望です。
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☆ 20代~30代の「ヤンチャ予備軍」の方々へ
上述のように、
現在役員幹部であられる諸先輩方も、
昔は”みなさんがた以上に”
ヤンチャであった方のほうが多いのではないか、
と最近つくづく感じています。
「遠慮は敵」。
元ヤンチャ系先輩の傘の下で、
ヤンチャが許される旬の時期にトライして、成果実績を挙げてください。
(案外諸先輩方も待っておられたりするのですよ。。。)
そしてみなさんがたのトライは、
みなさんがたの下の世代にも大きな勇気となると確信します。
ではまたお目に掛かれますのを楽しみにしております。
時節柄くれぐれもご自愛くださいませ。
南形潔賜 拝
追伸)
お願いごと:
今後もできるだけ「旬」の話題に触れて
南形雑感を綴って参りたく存じますので、
ご感想やご要望、ご所感などを
お寄せくださいましたら嬉しく存じます。